エストロゲン増やす サプリ

更年期を過ぎるとアフター更年期が始まる


生理が終わる前後の10年間を一般的に更年期といいますが、人によって異なる更年期による不調人によって症状の重さが違う人によって始まる時期も終わる時期も違う更年期ですが、年齢を重ねるごとに症状は軽くなっていくのは確かです。

もともと更年期の症状はホルモンが急激に減ることに対応できない体が不調を訴えいてる訳ですが、10年かけて体がホルモン減少に慣れるため10年にさしかかる頃には症状を感じにくくなります。

よって、10年かけても女性ホルモンの減少に体が慣れない人は10年以上かかり、逆にもっと早く体が慣れる人もいます。

さらに、女性ホルモンの減少にそんなに不具合を感じない体もあればキツク感じる方もいる、これか人によって更年期がもたらす不具合が異なる理由です。

そんな更年期が終われば、体が以前のような状態に戻る訳ではありません。
更年期が終わるというのは、あくまでも体が女性ホルモンが減少した体に慣れたに過ぎないのです。

そして、女性ホルモンが極端に減少した体と向き合う生活が始まるのがアフター更年期です。
アフター更年期になるとは更年期とは別の体の不具合が起こり始めます。

本当の老化は更年期終了から始まる

更年期が過ぎたからといって、体が更年期前の状態に戻るわけではありません。

更年期前までは女性の体を守ってくれる大切な働きをする女性ホルモンは大量に分泌されていたので、女性ホルモンの分泌が盛んな20代・30代は少々無理をしても、体は助けられてきましたが、女性ホルモンの分泌が減るということは、女性ホルモンの恩恵をうけられなくなるということです。

更年期が終わるとさらに肌・髪・内臓・血管・精神面など体のあちらこちらにも不調が起こりやすくなります。

むしろ、更年期が終わるアフター更年期こそが本当の老化の始まり
だといえます。

更年期が終わる頃には他のホルモンも減っていく

更年期が終わる頃には、それだけ年齢を重ねています。
だから、アフター更年期になると、女性ホルモンだけでなく、ほかのホルモンも減少する時期に突入します。

女性ホルモンも女性の体を守ってくれるホルモンですが、他にもたくさんのホルモンが体を守ってくれる働きをしているため、老化により体全体のホルモンの分泌が減りだすアフター更年期は体の老化が加速していくのです。

甲状腺ホルモン

甲状腺ホルモンは、ヨウ素(ヨード)を原料にして甲状腺で作られ保存されており、必要な量だけ甲状腺から分泌されます。
甲状腺ホルモンは、生命維持するための大切なホルモンの一つです。
新陳代謝を促す働きや、骨を作るに関わってくるため、子どもの成長を促進するホルモンになります。

さらに神経、精神状態にも関わるため心拍数、血圧、精神神経機能を向上させる作用もあります。

そのため甲状腺ホルモンが減少すると、代謝が落ちたり、倦怠感や眠気、抑うつ症状などが出ることがあります。

成長ホルモン

成長ホルモンは人間が成長する間しか分泌されないと思っている方も多いようですが、成長する間が最も分泌される量が多いだけで一生分泌されるホルモンです。

成長ホルモンは細胞の代謝を促す働きをするため、代謝が良い若い頃、寝て朝起きれば500g〜1kg痩せられたのも成長ホルモンが細胞全体の代謝を促しカロリーを消費していたからです。

ところが、加齢とともに成長ホルモンの分泌が減ってくるためだんだん痩せにくい体になってくるのですが、アフター更年期の時期になると、成長ホルモンの分泌もさらに低下し、体のたるみや肥満、筋肉の萎縮などを引き起こします。

メラトニン

老人になると朝の目覚めが早くなります。
4時には目が覚めるという方も少なくなく、朝5時頃には散歩している方に老人が多いのは目が覚めてしまうからです。

これは、加齢により、メラトニンの分泌が減ってくるためです。
快い睡眠のリズムを作りだすホルモンがメラトニンと呼ばれる睡眠ホルモンですが、このホルモンの分泌が減ると朝目覚めるのが早くなるだけでなく、睡眠の質が落ちてしまいます。


寝つきが悪くなったり、眠りが浅く、夜中何度も目覚めてしまうなど深い眠りが維持できにくくなります。
昼寝、うたた寝をする老人が多いのは、このメラトニンの分泌が低下により睡眠不足の影響です。

コルチゾール


副腎から分泌されるコルチゾールは栄養素の代謝を促進する作用、特に血糖値上昇に関わっています。
加齢による、コルチゾールの減少は糖尿病を発症しやすい体をもたらします。

さらにコルチゾールは炎症抑制にかかわるホルモンなのでアトピー治療に用いられるステロイド塗り薬はコルチゾールの働きを利用しています。

精神面ではコルチゾールを別名ストレスホルモンと呼び、ストレスから体を守るために分泌されます。
よって、強いストレスを感じると交感神経が刺激され血圧を上昇させストレスから体を守ろうとします。

DHEA(デヒドロエビアンドロスステロン)

副腎からDHEA(デヒドロエビアンドロスステロン)が分泌されると血液を流れ各種ホルモンに変化していきます。
だからDHEA(デヒドロエビアンドロスステロン)は50種類ほどのホルモンの源になりホルモンの母と呼ばれています。

つまりDHEA(デヒドロエビアンドロスステロン)の分泌が減るとすべてのホルモンが作られにくい状態になるため体全体の老化が起こります。
このこともDHEA(デヒドロエビアンドロスステロン)が若返りホルモンと言われる理由です。

アフター更年期に起こる症状

更年期の後に訪れるアフター更年期。
女性ホルモンの分泌量が低下することによって、さまざまな体の不調が現れます。
例えば脳の老化だと思っていた症状も実はホルモン量が減少したから・・など、様々な老化現象も原因をしっかり見極め正しい対策をとれば老化の速度をゆっくりにできます。

そこで、アフター更年期の症状とその原因を見ていきましょう。

肌の老化の加速

更年期の頃から肌の老化を感じていたけど、ここにきていっきに肌だ枯れたように感じる人が増えるのがアフター更年期に多い50代後半〜です。

その原因が、女性ホルモン・成長ホルモン・DHEAの減少です。

女性ホルモンの一種であるエストロゲンはコラーゲンやヒアルロン酸を生成する働きがあります。
コラーゲンは肌の弾力性を作り、ヒアルロン酸は保水力を高めます。
そのエストロゲンがアフター更年期になってもさらに減少することで、肌の張りがなくなり、細かなシワが目立つようになります。

又、成長ホルモンの減少も肌の老化を加速します。
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸を作る線維芽細胞の新陳代謝を促す成長ホルモンが減少するため線維芽細胞が増えにくくなり、作り替えられるはずの古い細胞が肌に残ってしまい肌が老化していきます。

さらに、すべてのホルモンの源と言われるDHEA(デヒドロエビアンドロスステロン)が減るため女性ホルモンも成長ホルモンもさらに作られにくくなり肌の老化が加速します。


動脈硬化の加速

男性に比べると少なかった女性の動脈硬化は更年期を境に増え始め、アフター更年期になると男性と動脈硬化リスクは男性とほとんど変わらない状態になります。

その原因が、女性ホルモン・成長ホルモン・インスリン・DHEAの減少です。

エストロゲンには、血管を拡張させる作用があり、脂質・血圧・血糖はエストロゲンによってコントロールされていますが、分泌量が低下することで血管が細くなり血流が悪化、血流の悪化は高血圧をもたらします。

またエストロゲンが減ると脂質・糖質のコントロールがうまくいかないので、食生活など生活習慣を変えなければ血糖や脂質が血中内にとどまりやすくなり血管を傷つけ動脈硬化を引き起こしやすくなってしまうのです。

さらに成長ホルモンは、脂肪分解を行うので血中のコレステロールを低下させる働きがあります。
しかし、成長ホルモンの分泌が減るため血中のLDLコレステロールが高めになり高脂血症を発症しやすくなり、動脈硬化をもたらいします。

さらに膵臓から分泌されるインスリンは加齢により膵臓の働きそのものが悪くなりインスリンの分泌が減少します。

インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンですからインスリンの分泌が減ることは血糖値の上昇につながります。

さらに、老化により筋肉量が減っているため、糖消費量が減っている場合、消費されない糖が血中内を漂い、さらに血糖値を上げる事になります。

老人になってからの糖尿病が増えるのもコレが理由の一つです。
糖分が多い血液は血管の流れを悪くし高血圧をもたらし、血管を傷つけるため動脈硬化をもたらします。


骨粗しょう症

更年期が始まる頃から女性は骨折しやすい骨粗しょう症の状態になります。
ただ、実際に骨折するまで、骨粗しょう症は何らかの症状を表に出すことはありません。

その原因が、女性ホルモン・活性型ビタミンD・カルシトニンの減少です。

体の骨は、破骨細胞という骨を壊す細胞と、骨芽細胞という骨をつくる細胞によって新陳代謝を繰り返し、日々つくり替えられています。
しかし、エストロゲンの分泌が低下すると、骨芽細胞の働きが低下し、破骨細胞が優位になってしまいます。
骨をつくる作業が間に合わなくなり、骨量が減少、骨がスカスカになる骨粗しょう症を発症しやすくなるのです。

さらに、活性型ビタミンDが加齢により作られにくくなると摂取したカルシウムを腸管から吸収されにくくなりカルシウムはそのまま排便されてしまいます。

そのため、骨を作るのに必要な材料となるカルシウムが足りず、骨が作られにくくなります。

その上、カルシトニンが減少すると新しい骨を作るための骨吸収が新しい骨を作るための骨形成を上回り(骨の再生が間に合わない状態になる)スカスカの骨になってしまいます。

物忘れ

顔は思いだすのに名前が出てこない、あれ・これと指示語が増えるのは脳の老化だけが原因に思え、痴ほうが始まったのか心配になります。

物忘れが激しくなる原因は、脳の機能低下と女性ホルモンの減少です。


加齢により確実に脳の機能は低下してきます。
これは、脳の萎縮によっておこる老化現象で脳のシワが年齢ごとに深くなっていくので映像を見れば診断できます。

ところで、脳の機能の衰えで日常生活に影響を及ぼすのは認知機能と言われる、記憶力・言語力・計算力・判断力・遂行力などがあります。
これらが非常に衰えると認知症のような症状になるため、脳機能の衰えを阻止するために日ごろから脳を鍛える必要があります。

さらに、脳機能の低下に拍車をかけるのが女性ホルモンであるエストロゲン減少です。

エストロゲンには脳の神経細胞を保護する働きと神経伝達物質をスムーズに行わせる働きがあるのですが、エストロゲンの減少により
これらの働きが悪くなり、物忘れの症状が出やすくなるとされています。

尿漏れ

70歳になる頃には手放せなくなる女性も多い尿漏れ専用の薄型パット、近年は吸収率もアップし女性の強い味方になっています。

何も努力をしないと症状が悪化する尿漏れの原因は、女性ホルモンの減少と筋力の低下です。

尿漏れには2種類あり、1つはくしゃみや笑った時に少し漏れる腹圧性尿失禁と尿意を感じてすぐトイレに行っても間に合わない過活動膀胱
膀胱があります。

ただ、どちらにも共通しているのが、骨盤底筋が弱くなっていること、
骨盤底筋は子宮や膀胱(ぼうこう)などを支えている筋肉ですが、この筋肉の緩みは尿失禁につながります。

骨盤底筋は女性ホルモンが分泌されている時は女性ホルモンが骨盤底筋を強くする働きがあるため、特に骨盤底筋はを鍛える必要はなかったのですが、女性ホルモン分泌が低下すると骨盤底筋が緩くなるので意識して鍛えるようにしないと過活動膀胱の症状に影響します。

倦怠感・疲労感・抑うつ

更年期を引きずっているようにどんよりとした気持が晴れない、なんとなくキツイという方もアフター更年期の症状です。
この症状が続いている方は更年期が終わったことに気付かず、いつまで更年期が続くのか?不安にさえ感じているかもしれません。

この症状の原因は、加齢による何等かのホルモンが減少した事が原因でもたらされている症状なので診断が難しく、症状を改善するには一番厄介かもしれません。

ただ、このような症状が出ている方は、免疫なども一緒に落ちているケースもあるため、癌などの重篤な病気〜風邪までかかりやすくなるため体調管理には注意すべきです。

また、抑うつの症状が出ている場合は、アフター更年期の可能性もありますが、60代前後は人生が一区切りする時期でもあります。
子供の巣立ち、旦那の退職、親の介護など、生活スタイルがガラリと変わることによりストレスが溜まる年代でもあるので、医師に相談する際はしっかりカウンセリングしてくれる病院で診てもらうと安心でしょう。

ホルモンドックとは?その有効性

更年期以降に訪れるアフター更年期は、体にさまざまな不調が現れます。
これは加齢による女性ホルモンの分泌量の低下することによって起こりますので、女性なら誰にでも避けて通れない時期でもあるのです。

病気を発症しない未病の状態にとどめるための有効な手段としてホルモンドックというものがあります。
これは、血液や尿の検査によって、各種ホルモンの値をはじめ、免疫機能、糖代謝、脂質検査、感機能、骨年齢、酸化ストレス度などを知ることができます。
通常の健康診断では検査してもらえない項目まで調べる事ができますので、より詳しく自分の体の状態を知ることができます。
それが病気の予防にも繋がるのです。

ホルモンドックの費用は、保険適用外になりますので、すべて実費、6万円ほどかかります。
決して安い金額ではないため、受けることを躊躇う人も多いかと思いますが、検査をしないということは、もし病気であったとしてもそれを見逃してしまうことにもなります。
気づいた時に治療を開始しても、逆に医療費が嵩むこともあるかもしれません。
そうならない為にも、40歳すぎたらホルモンドックを受けることをお勧めします。